
建物内部の床・壁・天井などの仕上材の総称。→外装材
建築基準法上、階数が3階建て以上の建物や、台所・浴室などで火を使用する設備・器具を用いる場合で一定条件の場合は、壁・天井の室内に面する部分の仕上げを防火上支障のないようにしなければならないこと。
柱から柱へ水平に取り付けた化粧材。取り付け位置により呼び名が異なるが(地覆長押、腰長押、内法長押、アリ壁長押など)、一般には品格をもたせるために、和室の鴨居上部に内法長押(うちのりなげし)のみを取り付けることが多い。
住戸内の部屋状の収納スペースのこと。通風や採光などの面で建築基準法で定められた居室の基準に合わないことから、不動産広告などでは「納戸」と表示されることが多い。「サービスルーム」「フリールーム」などで表されることもある。
建築基準法上は、通常の火災による加熱が加えられた場合、加熱開始後5分間、燃焼せず、防火上有害な変形、溶融、亀裂など損傷を生じず、避難上有害な煙・ガスを発生しないもので、建設大臣が定めたもの、または建設大臣の認定を受けたもの。厚さ5.5ミリ以上の難燃合板、厚さ7ミリ以上のせっこうボードなどが該当する。
一般の人がイスに座って利用できるように、または車いす利用者が車いすに座ったままの状態で作業がし易いように、家具や設備などの足元廻りの形状をひざが楽に入るようにオープンにしたもの。システムキッチンや洗面化粧台などによく見られる。
パイル糸を使用せず、短い繊維を薄く重ね、多数の針(ニードル)のついた機械で圧縮してフエルト状にしたカーペット。安価で、ほつれがなく、自由にカットできる。→カーペット
床の防音・防振・断熱性能・歩行性を高めたり、床下を設備配線・配管スペースとして利用するために、床の構造を2重にしたもの。コンクリートスラブの上に背の低い床組をつくり、空気層を設けてその上に床仕上げ材を張る手法が多い。→転ばし床
健康で快適な生活を送り、かつ建物の寿命を高めるために、バランスのよい計画的な換気を建物全体レベルで24時間、セントラル換気設備を用いて行うシステム。高気密・高断熱住宅で採用されることの多い換気手法の一つ。一台の換気・冷暖房ユニットで家中の換気と冷暖房ができるタイプもある。
親世帯と子世帯が同居して暮らす住宅。寝室などのプライベートな個室以外を全て2世帯で共有するタイプや、玄関・リビング・台所・水まわりなどの一部を共有するタイプの他、2世帯の住まいが構造的に壁・天井・床などで完全に区画され、各々が独立した生活ができるタイプなど、さまざまなタイプがある。
中高層建築の建設による周辺への日照条件の悪化を防ぐために建築基準法で定められた規制。地方公共団体が条例で定めた区域で一定以上の高さの建物を建てる場合は、冬至日の午前8時から午後4時までの間に、一定時間以上、一定の範囲に日影となる部分を生じさせてはならない。
主に外装タイルの代表的な形状の一つ。レンガの長手面と同じサイズ(22.7cm×6cm)のタイルを「二丁掛」と呼び、レンガの小口面と同じサイズ(10.8cm×6cm)のタイルを「小口平(こぐちひら)」と呼ぶ。
自分の家に太陽光が十分に当たるよう、すぐ南側に建築物が建つのを阻止する権利。法的には明文化されていないが、建築基準法や日影制限などが守られなければ建築工事の禁止や損害賠償の請求ができる。中・高層の賃貸住宅を建設するにあたっては周辺の住環境を把握し、敷地の北側に民家がある場合は事前に話し合いを持つなど、根回しを怠らないことが大切。

壁の一部を凹状にくぼませた部分。小物などの飾り棚的に利用されることが多い。
床板を受ける横材。木造では一般に1階においては大引の上に、また2階においては床梁の上に直角方向に架け渡す。
薄くスライスした化粧仕上用の突板(つきいた)を合板の表面に接着剤で貼りつけたもの。内装仕上げ材や家具などに用いられる。
利用者が厚生年金保険または国民年金に3年以上加入していることなどの一定条件を満たした場合に利用できる融資。固定金利の公的融資で、住宅金融公庫融資と併用して利用でき、同居人であれば複数の融資が受けられるなどの特徴がある。
軒(外壁面より外に出ている屋根の部分)の下面。和風建築の軒裏や縁側などの天井は垂木(たるき)や野地板を化粧にして見せる「化粧軒裏」にしたものが多い。

建物の長手方向の外周の柱の上部を連結した水平材。屋根を支える小屋梁や垂木(たるき)を受ける役割を持つ。

屋根葺材料を取り付けるための下地板。軒先や縁側などは野地板を化粧にする場合が多い。
建築基準法上は、建築物の各階の床面積の合計を指す。なお、容積率算定に用いる延べ面積について、自動車車庫および住宅の地下室は、一定の条件の場合は延べ面積の中に算入されない。→住宅用地下室
階段のすべり止めや段板(階段の踏み板)の先端の破損・磨耗防止のために、段板の先端に取り付けられる部材で、材質は合成ゴム製・金属製などがある。段板の先端にノンスリップ用の溝を彫る場合もある。→蹴上げ