
窓や出入り口の開口部の上枠のすぐ上に取り付けられた横材で、上部の壁を支える役割をもつ。同様に窓の下枠のすぐ下に取り付けられた横材を窓台という。
敷地や建物などを主要な方向から見た場合の、敷地・建物の幅方向。
押入内の上部に取り付けられた奥行の浅い棚。

板の表面の木目が木の年輪に対してほぼ直角になっているもの。一方、年輪に対してほぼ接線をなしているものを板目という。一般に柾目板は広幅のものはとりにくいが、板の両面の収縮差が小さく、狂いは少ない。
部屋の並び方。入居者が住居を選ぶ際の条件として、家賃に次ぐ比重を占める。
大壁造の場合に、柱と柱の間に取り付けられる壁下地用の垂直材で、柱のように上部の荷重を負担する部材ではない。木造の場合は、柱を2等分、または3等分した大きさのものを40〜50cm間隔程度に取り付けられることが多い。
天井と壁の接する部分に取り付ける見切り縁の横材。廻り縁を隠して納める「隠し廻り縁」もある。
「マンションの管理の適正化の推進に関する法律=マンション管理法」(2000年12月成立)によりできた国家資格。マンション管理士は、国土交通大臣が行うマンション管理士試験に合格し、同大臣の登録を受け、登録証を交付される。仕事の内容は、管理組合の運営やマンションの管理に関してのアドバイス、立案、指導などです。
マンションリフォームの企画、提案等を行う専門家で、マンションリフォームマネージャー制度は、1992年度に創設。区分所有法(マンション法)や近隣住戸との関係など、マンション特有の制約条件に配慮して企画、提案を行います。(財)日本住宅リフォームセンターが資格の認定を行う。

建築部材のうち表に現れて目に見える部分。逆に隠れて見えない部分を「見え隠れ」という。

部材を正面から見たときに前方に見える面を「見付け」と呼び、その部材の側面すなわち奥行方向の面を「見込み」と呼ぶ。
窓の下枠部分や庇(ひさし)の先端などに設けられるL型の雨仕舞用金物。雨水が外壁面や庇の裏面などにまわり込み、内部に侵入するのを防ぐためなどに用いられる。
キッチン、浴室、洗面所、トイレなど、住戸内で水を使う場所の総称。
集成材のような加工されたものではなく、純粋な一つの材質でできている材料。主に木材に使われる。
表面に節が現われていない木材。四方無節とは柱などで四面全ての面に節が現われていないことをいう。
主に共同住宅などにおいて、水道、ガス、電気などのメーターを検針しやすく、後のメンテナンスもしやすいように、共用廊下・階段室などに面して一ヵ所にまとめたスペース。パイプスペースと併用することが多い。
材面の鑑賞的価値が極めて高いもの、材の形状が極めてまれなもの、材質が特に優れているもの、たぐいまれな高齢樹・樹種、入手が困難な天然木、由緒ある木、その他きわめて高価な木など。
マンション内部に階段を設け、2フロアを設置している住居。吹き抜けが利用でき、開放感がある。
メラミン樹脂、フェノール樹脂をそれぞれ含浸させた樹脂含浸紙を何枚も重ねて高温高圧で積層成形したプラスチック板。表層面はミラミン樹脂になっている。
防犯などの目的で開口部に取り付けられた格子。マンションやアパートの、共用廊下に面した窓や、隣の建物に接する窓の外側に取り付ける。アルミ製、ステンレス製、鉄製といった金属で造られている。
地震や交通振動の揺れを建物に直接伝わらないようにつくられた構造。特殊な積層ゴムなどで建物を支えたり、基礎と上部構造の間を滑りやすい構造などにして地震の揺れを軽減する仕組みとなっている。最近では中高層マンションなどにも採用されるケースが見られる。
建物の住性能を維持するために定期的に保守・点検して必要に応じて劣化した部分などを補修すること。
角柱などの出隅部分を保護あるいは意匠のために削ること。糸面取り、大面取り、几帳面取りなどがある。
一般に、木材の加工を含め、木造の骨組みをつくる軸組・床組・小屋組の工事及び造作工事などを指す。
木材を微生物や虫による被害から保護するために行われる、加圧注入処理・表面処理・接着剤混入処理などに用いられる防腐剤・防蟻剤(ぼうぎざい)・防虫剤・防カビ剤など。
アルミサッシのように建具と枠が一体化され、かつ、強度・水密性・気密性などの面で高性能を示す、木で作られた外部用建具。
1987年の建築基準法一部改正により、構造計算で安全性を確かめた場合は一定の防火措置をした木造3階建を準防火地域内で建築できるようになり、地価の高い都心部を中心に急速に普及している。木造2階建に比べ、建築基準法上、安全性を含め、種々の面で規制が厳しくなっている。

木造伝統構法に近代の構造力学的な考え方を取り入れた建築工法。土台・柱・梁・桁・筋かいなどの軸組で建物を支える工法。ツーバイフォー工法などに比べ、間取りの自由度が高く、増改築も容易でわが国の木造住宅の主流を占めている工法。
木材の特性として軽量かつ取り扱いが容易、工事も簡単ということで、木造軸組構法で建設、モルタル(セメント、砂、水を練り混ぜたもの)仕上げとする。木造モルタルの賃貸住宅は年数が経って傷みがひどくなると、本格的なリフォームはほとんど無理となる。
木材を薄くひも状に削り、セメントを混ぜ、板状に圧縮成型した準不燃材。加工しやすく、軽量で断熱性・吸音性などに優れ、屋根や外壁の下地材などに用いられる。
表面積が50平方センチメートル以下の小型の磁器質タイル。代表的なサイズは45角、45角二丁など、目地を含めて50mm角のタイルで、1ユニットが300mm角にまとめられたシート貼りになっている。
建築生産面での基準寸法または基準寸法の組み合わせによる寸法体系。柱の芯々寸法を3尺(91cm)とする「3尺モジュール」、廊下や階段巾などにゆとりをもたせた、芯々1mを基準寸法とする「メーターモジュール」などがある。
既存の敷地の地盤の上に新たに土を盛り、よく突き固めて、敷地を造成すること。→造成
一般的にはセメント・砂・水を練り混ぜたセメントモルタルを指す。表面が硬くて強度が大きく、耐火性があるため、左官材料として広範な用途に用いられている。反面、乾燥による収縮亀裂が入り易い。
モルタル(セメント・砂・水を練り合わせたもの)で下塗、中塗を行い、上塗用のモルタルを塗り付けた後、金コテで表面を強く押さえて滑らかに仕上げる工法。
上塗用のモルタルを塗り付けた後、表面がまだ柔らかいうちに刷毛ではけ目をつけて仕上げる工法。
建物の外壁などに用いる左官仕上の一種。セメントモルタルの上に上塗りのリシン(砕石を細かく砕いた粒・セメント・プラスター・着色剤を混ぜて練り付けたもの)を塗り、固まらないうちに表面をブラシなどで掻き落として粗い面に仕上げる手法。落ち着いた深みのある質感が得られる。
建物の外壁などに用いる吹付け仕上の一種。モルタル刷毛引の上に合成樹脂系やセメント系の砂壁状の吹付材を吹き付けて仕上げる工法。→モルタル刷毛引